勝って兜の緒を締める

考えたことなど日々の記録をば

1月 10年後、そしてどうなったか

激動の2024年スタートしました。皆さまどんな日々を過ごしておりますでしょうか。

こちとら、相変わらずの理不尽な毎日。面白くもない達成感も何もない仕事、元部署にさえも居場所がなくなりつつあるような状況。まぁ、それはそれでという、一種の達観のような考え方を持ち始めた今日この頃ではあります。

 

ということで、表題。『勝って兜の緒を締める』という表題をつけて何も分からず、まず始めてみたこのブログ。今年の1月で10年となります。

2014年1月5日からのスタート。

10年だから何がある訳ではなく、9年でも7年でも同じ数字なのですが、きりがいいということもあり、振返ってようというのが今日の趣旨。

当時、作文・モノを書くということが圧倒的に苦手な自分を変えてみたい、アウトプットをしてみたいという気持ちから、世の中に発信を始めてみたという背景です。

だからと言って、何かが変わる訳でなく、何かの繋がりができたという訳でもなく、今では自分の日記がてら、毎月1回、1年に12回更新をしております。書く時のテンションに任せて書いておりますので、トピックスがあれば、その情報量をもって発信をするわけですが、義務感に任せて書く時は生存確認がてらにキーボードを叩いている次第です。

その時々で言い回しが違うこともご愛敬。

 

さて、何を隠そう初めてのエントリーはこちら。

インドで出会った旅の猛者との記憶から。

アクセルとブレーキの件は、本当にそうです。若い時はブレーキなんていらないかもね、と思います。

この時に話した猛者は、いまや念願かなって金沢にバーを構えるまでになりました。一度行ってみたいと思いながらも行けてないので、今年の夏あたりは行きたい!

自分のPCの壁紙には、彼と一緒に撮ったインド ホーリーのあの絵具で全身がぐちゃぐちゃになった写真を掲げており、初心忘るべからず。

ykirblog.hatenablog.com

 

そして、同月に気になるエントリーがこちら。

大学を出て10ー15年でその人の人生が決まるということを,今日話をした方が言っておられました

このエントリーから10年。自分が変わったことは何だろうと考えても、自分が気づくことはないです。あの頃、尖がっていた自分。大学院卒業の間近に、人生に対するその攻めの姿勢は頂点を極め、その後、社会に揉まれるに至ります。

読書に対しても記載ありますが、2023年は12冊。忙しかったとは言え、圧倒的に少ない。切らさないインプットを継続せねば。

ykirblog.hatenablog.com

 

自分の中のイベント事を振り返ると、2箇所の大学へ行っていて、その2回ともビッグバンが起こり、社会に出て、理不尽さを経験して、人並みの生活をしているという感じです。

 

が、この間ただひたすら、落ち続けている訳でもなく、変わらずにいることもあります。

・音楽を聴くこと:挑戦の気持ち、ストイックな気持ち、爆発する気持ち、心が自由であること、これらを思い出させてくれる

・本を読むこと:教養を得ること、知識を得ること、自分だけではない人生を追体験する

・旅行する:『ここではないどこか』へ行くこと、これに尽きる

 

今後、もう少し詳細に自分史を振り返ってみようと思ってます。これも、10年後見返すと面白いかもというノリ。

 

◆◆◆

ドハマり中なのが、西村賢太

芥川賞受賞した際に購入したが、それこそ10年ぶりの再読。ここまで、自分をさらけ出すことができる作家の中々いまい。というか、人生の起伏がすごすぎて、痺れる。

推理小説も好きだったようで、今後は推理モノも書きたかったと言っていたそうです。

早すぎる死。少しではあったとしても、同じ時代に生きていたことが幸運と思います。

合掌。