勝って兜の緒を締める

考えたことなど日々の記録をば

7月 漢(おとこ)シリーズ ~眞木蔵人氏~


7月です。就活の面接が先ほど終わりました。
今年度何度目の東京でしょうか。

みなさんは“BAZOOKA!!!”という番組を知っているでしょうか。

www.bs-sptv.com


BSスカパーで放送されているこの番組、『自由を愛する大人のためのテレビ』というコンセプトのもと、アンダーグラウンドな人物や世界を紹介しています。
柳沢慎吾のBAZOOKA!!!1時間ジャック』
『グラフィティNIGHT』
『高校生ラップ選手権』
とか色々あります。

この番組の出演者の1人に眞木蔵人さんがいます。
北野武監督の映画に出ていたなぁという認識はありましたが、
“サーフィンが上手くて怖い人”ぐらいにしか知りませんでした。
YouTubeのコメント欄には眞木さんに対するネガティブなコメントもあったりしますが、個人的には、時として的確なコメントをする時もあったり、関心することもあります。

う~ん、眞木蔵人とはどのような人物なのか。調べてみるとおもしろい音源を発見しました。
それがこちら。

www.youtube.com

※リンク切れのため再掲(’20.12.29)

共感することがたくさんあります。
備忘録の意味も込めて、書き起こします。

・東京の引力について
2:40~
“最近千葉に住んでるんだけどね、まぁちょと外から東京を考え出したときにね、
いつも断面図にして見るようにしてんだ。そうするとまず地下にはメトロが走ってる。スゲー勢いで。で地下にでっけぇ穴があいてんだよね。だからこの町は引力が違うと思う。
(中略)みんな地に足がついてねぇんだよ東京は。それを発見しちゃったんだ。
俺は海辺の平屋に住んでるから、土から引力をバキッと感じてるけどね。”

後半の部分すごい共感できて、僕自身も昔から高層マンションとかに何故だかすごい違和感を感じていました。僕が感じていることは眞木さんが表現している感覚と近いです。
“土からバキッと~”て言う感覚。僕もこう思ってました。ゆくゆくは田舎に住みたい。

六本木ヒルズについて 
 4:13~
ヒルズ族の連中はネットはしり過ぎちゃって、歩くのとかたるくなっちゃったみたいね。だから基礎体力がない。警察呼ばれた時もあいつらじゃ逃げられない。
壁登ったり、もうね、普段飛ばない20段ぐらいの階段飛んだりとかありえない動きができないんだよ。
だからすぐ捕まっちゃったじゃん。
(中略)巨大ジェイルに住んでるようなもんだ。そんなとこ自分から縛って俺は天下取ったぞなんてやってるあいつらアホなんだよ。警察が動いて、窓開けたって、あら~でしょ。飛び降りれないでしょ。
悪いことするなら平屋に住まなきゃ。逃げるときは屋根に上ってタタタタタって忍者スタイルでやんなきゃ。
俺はそういうの見て育ってきてるから鍛えてあるよ。”

悪いことするなら平屋という件は別として、今の世の中昔と比べて運動する機会が滅多に減ったのは確か。
これをすぐに思い出しました。

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(画像は映画『ウォーリー』から)

いつ何が起こってもいいように、鍛えておくことは必要ですね。

 6:48~
“バックトゥザフューチャーの悪役で、あのほら金稼いででっけぇビル建てたのいたじゃん。あれなんだよ、六本木ヒルズっつうのは。こんなもんはすぐなくなるよ。”


・自然について、リアルについて
 7:58~
“まぁおナワになったら終わりだけど、戸塚宏さんのイズムは今の奴らに必要だったよ。
あいつは生徒を溺れさせてイジメんのが気持ちよかったかも知んねぇ。本当に悪い奴なのかもしんねぇ。顔もやばいじゃん。
でもね、ポジティブな目でとって、人々を自然と触れさせたってことに俺は感動する。
だって海はやべぇからマジで。俺は戸塚さんをぶっ飛ばしたいけど、ヨットで海からは帰って来んね。自然はそういうヤバいもんだ。でね、俺は海はぶっ飛ばせねぇ。”

戸塚氏のことはわからないけど、自然にとって人間なんてほんの些細なもので、ヤバいですよね。
人間が征服できないものの1つではないかと思います。きっとサーファーとして、海にいる時間が多い眞木さんだからこそ言える言葉ではないかと。

8:40~
“オーラのなんたらっていう番組に出てる霊能者。リアルな人間はねテレビにでねぇんだ。まず地球のために考えてんだ。芸能人のケツ拭きなんてしません。だってテレビ番組でしょ。CMあるんでしょ。視聴率のためなんですよ。
でねあいつは全部嘘だよ。俺の何にもあてらんねぇ。あいつには。
(中略)自然からパワーもらってるから、あいつは俺の人生とかあてらんねぇ。”

ネットだけでなく、テレビもほとんど見ていないという眞木さん。
前半部のテレビに関する見方がお見事です。本当にこれにつきます。

9;45~
“地球っていうのはね、本当に、山と木とアニマルを育むためにある。ビル建てるためじゃない。”

ビルをフェイク、箱庭と言う感覚。素晴らしいの一言。

やっぱり人間は本来、社会人である以前に、自然人なのでしょう。 

ykirblog.hatenablog.com

 

6月 後悔とは

2015年の半分が終了。今年も早く終わりそうですね。

数年前から『名言』を取り上げた書籍が増えてきていると感じています。

僕自身、前向きになれるし、勉強になったりしたりすることもあります。

が、その本に書かれていたり、著名人の方が言っていたりする『名言』というは、その人が体験したということがあるから含蓄がある『名言』になるのではいのでしょうか。 

自分が体験して発する言葉ではないと、100%の『名言』とならないと感じています。

人から聞いた、もしくは書かれていた『名言』を他人にいいべ!!と言っても、なんか違うような気がしてなりません。

とは言っても、好きな言葉はあって、キャメロン・ディアスが良いこと言ってます。

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(画像は映画『マスク』より)

 

“Your regrets aren't what you did, but what you didn't do. So I take every opportunity.”

「後悔とは、やってしまったことにするものじゃなくて、やらなかったことにするもの。だから私はチャンスがきたら必ずトライするわ。」

 

昨年度トライしなかったことがあって、後悔しているところですが、前向きに考えていきたいところです。

5月 どうなるべ、どうするべ

気づかない間に、冬が終わり、春が終わり、夏がすぐ近くに。

つい先日、ipod touchに入っていたpodcastが全て消えてしまいました。
ネットで復旧出来るかどうか調べてみましたが、無理とのこと。
う~ん、4年間で溜めたインターネットラジオや音源がなくなってとても悲しいですが、
まぁしょうがないですね。

積読が増えてきました。人からかりている本や頂いた本、読もうと思って買った本など
が10冊以上あります。にも関わらず、新しい本を買って読んでしまう。
修了するまでには全部読まねば。

暑くなってきていますが、皆様、お気をつけて。

就活どうするべ。

4月 アツイコトバを再び思い出す

就活が始まって一ヶ月経過。

研究との両立がなかなか大変になってきました。

就職が無事に決まれば良いです。

とまぁ、無難に無難にという考えは良くないのだろうですけど。

 

杉村太郎さんの言葉を久しぶりに思い出しています。

あとになって、「本当はあれがしたかったんだけどなぁ」という甘えたガキのタワゴトは絶対になしだ。

やりたいことをやれ。進みたい方角に向かえ。

3月 遂に

就職解禁しました。

とは言っても、世の中すべての企業が3月始まりになったわけではなく、経団連に加入している企業に限った話らしいです。まぁ、ほとんどの企業がそうなのだろうけども。

高校の頃にお世話になった先生(とても教師とは思えない、とても面白い方)に電話で話したら、“自活できなければ子どもと同じだぞ”と言われた。

確かにこだわりはあるが、食べていかなければ意味がない。

さて、どうしてやるか。自分の人生は自分で決めなきゃ。

丸山健二さんの言葉が胸に響きます。

 

2月 違和感

寒さにひたすら耐えています。人生の中で体験したことのない寒さだと思います。
ようやく、研究が進みはじめてきたという実感がします。大変なんだけど、それはそれでおもしろいです。研究しているなと思えるようになってきました。

なんだか、2015年になってから悪いニュースが立て続けに起こっていると思うのは気のせいでしょうか。
国内ではおかしな殺人(おかしくない殺人なんてありませんが、強いて言うならば高瀬舟か)が多いですね。
しかし、調べると戦前や戦後では今よりも殺人が多かったということも言われていたりするみたいです。
海外では、イスラム関連でしょうか。このblogでも書いた中田先生がテレビで発言したそうな。
人はなぜ宗教が関わるとこれほどまでに熱狂するのか。この感覚は、ぼくを含めたほとんどの日本人は理解できないのでしょう。おそらく、心の拠り所以上の存在と推測します。
フランスでのテロを皮切りになんだか、イスラム教キリスト教という構図ができつつああるみたいですが、そうならないように祈るのみです。

もし、故意的にそう仕向けている輩がいるとしたら、彼ら彼女らの戦略に乗らないに限ります。

 

寒さのせいかもしれませんが、ネガティブになりがちです。美しい曲を一曲捧げます。この曲まで辿り着くのに、ぼくはいったいどれくらいの時間がかかったのでしょう。

 


Nujabes / reflection eternal - YouTube

2015年 1月 能動的にくらす

明けています。皆様、今年もよろしくお願いします。
さてこのblogですが、始めたのが去年の1月でした。
当初は出来るだけ毎日更新してやろうと考えていましたが、日に日に更新が少なくなってしまいました。
とは言っても、最低でも1ヶ月に1回は更新しなきゃいかんという考えだったので、これだけは実践できました。
TBHのマンスリーレポートに憧れています。

1年間で人間としての成長は何かあったのでしょうか。人間そんなにすぐには変われるものではないですが、良い方向に変わっていることを期待しています。
意識はこの1年間で大幅に下がってしまっているとは思います。そう考えると、昨年度までの気合の入れようはなんだったのでしょうか。
やっぱり、『環境が人をつくる』という言葉はある程度までは正しい。『朱に交われば赤くなる』ということを体験した1年でした。

学生でいられるのも残すところあと1年と少し。まぁ進学という選択肢を選ぶのであれば、さらに学生を続けられるのですが。
今の大学に来るまではドクターも良いかもと思っていましたが、その可能性はほぼなくなっています。
社会人になったら、自分の人生をどうしてやるか。

年末年始は実家に帰っていました。今まで知らなかった地元の穴場や歴史的な名所なども再確認。
嬉しいことに、多くの友人達と会って話すことができました。実家で過ごしていた時間よりも彼ら彼女らと会っていた時間の方が長かったように思います。
口を揃えて語り合ったことは、『我々はまだ若いんだし、人生これからだよね。面白い人生にしよう』ということ。
今回会ってくれた友人達から忘れかけていた気持ちに気付かされたりもしました。
何年経っても古くからの友人とは良いです。それと同時に大切にしていきたいのが、これから出会うであろう友人。社会人になってからどれだけ多くの人に会うことができ、趣味の合った人間や話の合う人間を持てるのか。今までは学校という組織にいたので友人は自然と出来てきたけど、学校という世界から出たらどうなるんでしょうか。
前回の記事にも書いていますが、昨年は最後の最後に良き出会いに恵まれました。それというのも、自分から行動したからであります。
やっぱり、受身ではなく、自分から何かしらの行動を起こすことって大事だなと感じています。あとは自分の判断基準や価値を持つこと。今年はこれも意識して過ごしていこう。

2015年もおもしろい人と出会い、スパークし、そして他人をスパークさせていけたらなと思います。もちろん研究も疎かにはできません。就活も迫っています。
しかし、人とは違った考え方でいきたいです。