勝って兜の緒を締める

考えたことなど日々の記録をば

2月

2月も終盤,先週修士論文の発表・提出を済ませました.
なんとか,なんとか修士号を頂けることとなりました.
それにしても,苦行のような2年間でした.
肉体的にも精神的にも,そして頭脳的にも鍛えられたと思います.
この経験を糧にして,社会にでても腐らずやっていきます.
指導教官から頂いた最後のお言葉は,『社会にでたら嫌なことが多いだろうけど,腐らずに頑張って下さい』でした.
腐らずにやりきるという技術は体得したかなと思いますので,社会にでても活かしていきます.


いやはや,それにしても2年間なんてあっちゅう間ですね.光陰矢の如し.少年老い易く学成り難し.
人生なんて,すぐに過ぎ去っていくのだろうと思います.
なので,できるだけ悔いの残らない人生にせねば.

来月には,本当に久しぶりに海外に行きます.南半球です.

それでは.

2016年 1月

明けましておめでとうございます.

2016年です.

先日,修論の大きな山を一つ超えました.

年末年始頑張ったおかげで,なんとか形になりました.

後1ヶ月弱で修士論文を完成させます.

マエケンのメジャー移籍やらベッキーの不倫やら北朝鮮の核実験やら世間の話題に追いついていませんが...

 

少しゆとりができたので,映画を観ました.

『Once Upon A Time In America』

 

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ [DVD]

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4時間近くある映画です.

好き嫌いが分かれる映画だとは思いますが,僕は好きです.

特に女性の方は,受け付けないかもしれないです.そういう映画です.

ただ,音楽が素晴らしいのは確かですので,音楽だけ聞くのもありかもです.


Once upon a time in America-Ennio Morricone

 

では,2016年もよろしくお願いいたします.

12月

今年は暖冬だなと思っていましたが、仙台もようやく寒くなってきました。ちらほら雪らしきものがふりはじめております。

さて、残すところ今2015年もわずか、学生生活もわずか。

ここからどれだけ頑張れるのか勝負。無事に修了したいです。

 

最近、奨学金の返済説明会なるものがあり、あらためて奨学金=借金だもんなぁということを認識しています。僕は学部生の頃から借りているので、結構な額を返済しないといけません。ん~、外車ぐらい買えるんではないだろうか。

まぁ借りたものなので、返すのは基本です。しっかり返します。

それでは、それでは。

11月 漢シリーズ ~ドリアン助川氏~

あれは中学生の頃だったか高校生の頃だったか、定かではないのですが、

CATVの音楽番組だったと思います。
そのグループはバンドだったのですが、ボーカルのいかついお兄さんは歌を歌うわけではなく、宮沢賢治の詩を朗読していました。
とても不思議なバンドだったことを覚えています。
そして衝撃的でした。その当時の自分はロックンロール一辺倒だったので
こんな表現方法があるのかと驚きました。

そして月日は流れ、最近彼らのことを思い出しました。
曖昧な記憶だけを頼りにして、インダーネットで調べました。

叫ぶ詩人の会

当時の僕が目にしたグループは彼らでほぼ間違いないでしょう。
このバンドのボーカルであるドリアン助川とは何者なのか。
気になったので調べたら、funnyではなく、interestingでおもしろい人物でした。
『金髪先生』という深夜番組をやっていたり、『正義のラジオ』というラジオのパーソナリティーをやっていたり最近では、書き上げた小説『あん』が映画化されたりしています。

『正義のラジオ』の音源がYouTubeに少しだけあります。

www.youtube.com


このラジオでは、10代の若者と電話で悩み相談をするという番組らしいのですが、
悩みの中には、重いものから軽いものまで様々あるのですが、ドリアンさんは
自分の体験をもとにして、紳士的かつ知的に相談に乗っていておもしろいです。
決して下らない相談に対しても馬鹿にしないし、重たい相談に対しては安易には
頑張れなどを言いません。
特に、白血病を患ってしまったかよちゃんというリスナーからのやり取りが良いです。

「白血病と闘ったかよちゃんの日記」


お涙頂戴なんて本当に嫌いですが、ドリアンさんとかよちゃんとのやり取りは好きです。
かよちゃんは自分が亡くなるまで計6回ラジオに電話を掛けたみたいで、回を重ねていく度に親身になっていくドリアンさんや、電話を掛けている声の主がかよちゃんであると分かるまでの数秒に心揺さぶられます。

“もしもし、かよと申します”
“・・・おー、かよちゃん!? 元気!?”

この“・・・”にやられます。ドリアン氏の『無事だった。良かった。』という声が聞こえてきそうです。

皆さんも時間があれば是非、ドリアン助川氏のラジオを聞いて見てください。

11月。寒いのはあれほど嫌いと何度も書いてきましたが、冬は好きな季節であったりします。

 

10月

忙殺そして忙殺。
先月の学会後から月月火水木金金という日々でした。
飯食うか、風呂入るか、寝るかそして時々休みの時間が与えられるという日々。
実験する時間が惜しいので、一日一食となりました。
先日指導教官と打ち合わせをしている時に
“12月は寝る間を惜しんで実験してください”
というお言葉をいただきました。ありがたや。
寝る時間があるだけまだましなのかもしれないですね。
来月からはさらに忙しくなりそうです。

とは言っても時間の隙間を見つけて“遠い空の向こうに 原題:October Sky”という映画を観ました。

 

遠い空の向こうに [DVD]

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なかなかの青春モノで1つのことに熱中するということは若者の特権の一つなのではないかと感じました。
しかし、何かこう胸を熱くしてくれる作品というわけではありませんでした。
きっと、10代に観ていればもっと熱い思いを感じたのではなかったか。
気になったのは、この映画はドラマか、もしくはもっと上演時間が長い映画にすれば良かったこと。
実話を元にしており、色々と描きたいみたいなのですが、展開が早いため、自分には不自然に感じるところが多々ありました。

さてさて、そろそろ冬の寒さが近づいてきました。
読者の皆様、ご自愛下さい。

 

9月

今月の更新は、とても遅くなってしまいました。

ん~特になにも起きなかったしな~とも思いますが、一応本業の学生生活(研究)に邁進していました。

9月頭には学会での発表をしました。自信がついたのか不安要素が増えたのかはっきりしませんが、今まで行ってきた研究をまとめて発表するということに少しだけ、楽しみを感じました。発表する前は緊張するんだけど、終わったらなんだか寂しいような気がするからおもしろいです。

私が住んでいる仙台では、お盆明けぐらいから9月に入るまで曇りか雨という天候が続いていました。なので、今年は夏の暑さをほとんど感じることがありませんでした。

まぁ1週間ぐらいは熱帯夜でしたが。

そして、すでに寒くなってきました。

この冬が学生時代最後。仙台で過ごす冬よりも寒い冬はあるのでしょうか。

今月は風邪気味ですので、以上と致します。

 

8月

夏だから暑いのは当たり前ですが、今年は殺人的な暑さとなっています。
僕が住んでいる寮にエアコンがないということもありますが、我が家では、エアコンを常時稼働させることは『負け』という習慣があったりします。その魂を引き継いでいて、エアコンというものはほとんど自分から使わないのですが、夜に寝るのが大変です。というか、朝起きたら汗が半端ない。いっそのこと、エアコンがガンガン効いている研究室で寝たほうが快適な睡眠が取れるのではないかと思ってしまいます。

 

最近、『旅する力 深夜特急ノート』を読みました。4年ぶりの再読でした。

 

旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫)

旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫)

 

 


沢木耕太郎氏が書いた『深夜特急』の集大成で、旅に出た経緯や旅への持ち物、デリーからロンドンに着いてからのその後、旅で失ったもの得たものが書かれています。
やっぱり、旅に出たい。“ここではないどこか”を求めています。
沢木氏がこの“酔狂”な旅に出たのは彼が26歳のころ。
僕は今年で25歳。高校生の頃に『深夜特急』を読んだときには、自分も彼と同じような旅を26歳までにやってやるんだと強く思っていました。
年齢が問題というわけではないですが、気づけばタイムリミット近し。
う~ん、、、どこか行きたいなー。修了してから就職するまでの休みで行きたいなー。

 

先日就職先が確定しました。というのも、5月にはすでに1社からは合格を頂いていたので。今年から経団連の方針とやらで就活が数ヶ月後ろ倒しになっていました。
面接は8月スタートからというのが表向きの話だったみたいで、僕が受けた企業も最終面接の日程はしっかり8月1日に行いました。

だんだんと社会のレールに乗ってしまっていることを強く感じています。

どこかで、この感覚をぶち壊さねばならないとさえ感じています。

 

 

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写真は4年前の夏に行った中国の記録