勝って兜の緒を締める

考えたことなど日々の記録をば

8月

暑い暑い夏が今年もやって来ました。
毎年、自然災害が発生していますが、夏に多く発生している気がします。
そして、災害で被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げます。

お盆休みには地元に帰省していました。
最近になって地元の良さに気づいています。

僕が知らない素晴らしい地元の文化や歴史も理由の一つですが、幼少時代から面倒を
見てくれていた人々と会うと地元も良いなと感じます。

僕は昔から世界に出て働いてみたい、勝負してみたいという気持ちが強かったですが、地元で働いて、今までの恩を返すということも良いかなとも思います。
とは言え、僕の将来がどうなるか、どうするかはいまだにはっきりとはしないですが。

小さい頃から、色々な団体に所属していました。今から考えると、その経験が与えた
影響はとてもとても大きいです。人脈も広がったと思いますが、割と色んな人と話をすることができ
るのも、1つの団体(学校だけとか野球やサッカーなどのクラブチームだけ)に固執していなかったからかもしれません。
そういう意味でも、両親には感謝ですね。僕が親になった時には、これと同じことを
自分の子どもにできる自信はありません。

 

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先日、『凍りの掌』という作品を読みました。おすすめです。

シベリア抑留について書かれています。まずは知ることから始まると思います。

そして、我々人類がやってきたことから目を背けてはいけないと。

 

ウズベキスタンのナヴォイ劇場に行ったことがあります。

それは素晴らしい建物だったことを覚えています。

 


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ある方がtwitter阿波踊りがやばいと呟いていました。
特に“苔作”と言われている連がもの凄いとのこと。
確かに動画を見ると、グルーヴ感というかビートというか踊りだいしたい感じがます。
幸いにも徳島出身の友人がいるので、見に行きたいです。
やっぱり、何でも生に限りますね。そして、本物です。

最近はスパークするような本物に出会っていないです。

7月

早いもので、もう7月ですね。2014年前半が終了しましたが、国内・国外を問わずに事件・事故がたくさんありました。

なんだか、今年は何か大きなことが起こりそうな気配がします。

 

さて、私の方は実験に慣れてきました。肉体的にも、精神的にも。

先月はあらゆることをネガティブに考えていましたが、今月に入ってなんとか吹っ切れてきました。

大学時代に親しくした友人とは月に一度近況報告をし合っているのですが、それが良い気晴らしになっています。

人間溜め込んでいると良くないので、適度に吐き出しことが大切ですね。

 

そして、なぜここにやってきたのかを考えて、行動していきたいものです。

 

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人間の五感は侮れないなと思っています。というのも、匂いや音楽によって過去の記憶が蘇ってくることが最近多いからです。

音楽を聴いていれば、その曲をよく聞いていた頃のことを思い出します。

インドやタイなどの強烈な匂いを嗅ぐと、訪れていたころを思い出します。

私は特に目から入ってくる情報に頼り過ぎる傾向がありますが、視覚以外の感覚を養うことで、より敏感なアンテナを張れるかもしれません。

 

6月

ようやく、自分のマシンタイムが回ってきて研究に着手できるようになりました。

装置の使い方に慣れていないため、実験をする時間が長くかかってしまいます。

大学院に入学して3か月が経過しました。

実感としては、大学院では勉強をするというよりも研究をするという感覚の方が近いかもしれません。精神的につらいこともしばしばあります。

ある方のブログでは、日本の大学院へは勉強をしに行くところではないと書かれていましたが、納得できます。僕が調べた限りでは、海外(特にアメリカ)では研究に着手するまでに徹底して勉強をするみたいです。

受験するときに、そのことについて考えたつもりでしたが、思っていることと経験することということは別でした。入学前のワクワク感は何処へやら。

去年お世話になっていた先生方からかけて頂いたお言葉が、今になって痛いほど分かり始めました。とは言っても、まずは2年間やるしかない。おそらく、2年後になってはじめて自分の選択の判断が可能となるはずです。それにしても、大学院にいるはずなのに、企業を気にして研究しなければいけないということは何なのでしょうか。

理想と現実は違いますね。

 

というわけで、あまり本は読めていないし、映画もあまり観られていないです。

しかし、時間はつくるもの。どこかの時間を調整すれば本も読めたと思うのですが。購入する本ばかりが増えていきます。そして、中途半端に読んでいる本も多いです。そのなかでも、『垂直の記憶』は読みました。やっぱり、山野井さんに惹かれてしまうのはなぜなのか。おそらく、自分では体験できないこと、やってみたいなと思っていることをやっているからではないでしょうか。

 

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最近気になっていることは『パラダイムシフト』。そろそろ、考え方や視点を変えていって良いのではないか。過去に囚われることなく、新しい価値観が今後をつくりだしていくと思います。

 

社会に出て働き出すと、日本では働き続けなければいけません。一度でもレールを外れると、元に戻ることは容易ではない。師匠からは“大学の間に1年間ぐらい休学してみろ、社会に出たら、そんな時間は持てないぞ”と言われていました。自分の人生の計画を考えられる余裕ができ、ようやく、その言葉の持つ意味が分かりました。もしかすると、僕はすでに日本というレールに乗っているのかもしれません。師匠は定年まで職を続けていませんでした。そのままいけば、結構な役職になっていたと思います。しかし、自分の価値観を優先して早期退職して、今では楽しそうに暮らしています。

 

研究などの影響で物事をネガティブに考えがちですが、前向きに考えていきたいところです。生きることは修羅。とても大変ですが、人生楽しんでナンボです。

5月

久しぶりの更新です。

新しい土地にやってきて、2ヶ月がたちました。

 

数週間前に、新作の映画を2本続けて映画館で観ました。映画館で新しい映画を観るのはいつ以来でしょうか。

1本目が『エヴァの告白』という作品。

作品の背景として、キリスト教の“罪”意識があり、その中に戦争が絡んでいました。

観終わった後にネットで、予告映像を見たのですが、予告で伝えようとしている内容が少し違うのかなと思いました。

2作目は送水さんおすすめの『LIFE!』にしました。主人公がまさか『ドッジボール』のクロボ・ジムのオーナーだったなんて思いませんでした。ちなみに『ドッジボール』はお気に入りの映画です。なんというか、あの下らない感じがとても好きで、笑いのツボにどストライクです。『LIFE!』ですが、良かったです。映像も綺麗で、テンポが良いし、笑えます。映画館で声を出して笑ってしまいました。他のお客さんは笑っていませんでしたが。何かをしたくてうずうずしている人なんか特におすすめです。

やっぱり、何も考えずに、ただ旅に行きたいですね。自分の行きたいという衝動だけで、行動することって大切だと思うのです。そして、今の日本ではその行動をすることが難しいですよね。社会人になって自分のキャリアに空白に時間をつくるなんて多くの日本人は嫌がるのではないでしょうか。ところが、よく考えてみると、昔の日本の社会は旅をもっと寛容に受け入れていたのではないでしょうか。松尾芭蕉も旅人ですし、お伊勢参りなんかも旅ですよね。どの時代で変化したのでしょうか。

 

何か面白いことをやりたいと考えています。確かに、研究も勉強も大事ですが、自分がわくわくすることも大切にしていきたいなと思っています。

新天地

随分と間が空いてしまいました.
3月の中旬から,進学先の大学院に来ていました.
学部の卒業式では,別れがありましたが,新しい土地では刺激的な出会いもありました.
修士課程の2年間で,どれだけスパークすることができるのか楽しみです.

この間,中田先生と内田先生との対談である『一神教と国家』を読み終えました.
イスラーム教のことがよく分かりました.イスラーム教のことがよく分からない人に取ってはオススメの本です.

さらに,『ゆげ塾の構造がわかる世界史』も読みました.こちらは,マンガ本ですがまとまっていておもしろいです.個人的には,フランスを取り上げていた章に興味を持てました.

たくさん本を読んでいきたいです.

チェという生き方

言わずと知れた,キューバ革命を導いた一人であるエルネスト・チェ・ゲバラ

彼はバチスタ政権を倒した後にアフリカへと渡り,その後ボリビアで倒れました.

キューバ革命を成し遂げたにも関わらず,彼は自分の信念,正義,志によって動き続ける.

彼の生き方を知れば知るほど,凄すぎます.

一般人の我々にとって,キューバ革命を成功させた時点で満足感を得るが,本物は違う.

その後も目的を失わず動き続けている.

彼が持つ高い志や精神性は見習うことが多いです.

人間的な成長

大学を卒業して,新たな暮らしが始まる訳ですが,新しい環境に身を置いて生活することは自分の成長を促してくれると思います.

人間誰しも,今まで通りの環境を好み,中々新しいことをやることを拒みがちです.

これは,共通に持った人間の性格だと思います.

『人間固有の惰性の法則』ですかね.

 

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4年間で観た映画や,読んだ本を記録していました.

映画はそんなことなかったのですが,本は自分が思っていたほど読んでいませんでした.

もっと,読まなければと痛感いたしました.

今日は,学科の先生に別れの挨拶をしてきたのですが,彼は月2万円の予算を本にあてていたそうです.

色々な教授と出会えて本当に良かったです.

中には,研究だけやって授業はいい加減にやるという人もいましたが,教育者だなと思える人物もいました.