勝って兜の緒を締める

考えたことなど日々の記録をば

8月

夏だから暑いのは当たり前ですが、今年は殺人的な暑さとなっています。
僕が住んでいる寮にエアコンがないということもありますが、我が家では、エアコンを常時稼働させることは『負け』という習慣があったりします。その魂を引き継いでいて、エアコンというものはほとんど自分から使わないのですが、夜に寝るのが大変です。というか、朝起きたら汗が半端ない。いっそのこと、エアコンがガンガン効いている研究室で寝たほうが快適な睡眠が取れるのではないかと思ってしまいます。

 

最近、『旅する力 深夜特急ノート』を読みました。4年ぶりの再読でした。

 

旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫)

旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫)

 

 


沢木耕太郎氏が書いた『深夜特急』の集大成で、旅に出た経緯や旅への持ち物、デリーからロンドンに着いてからのその後、旅で失ったもの得たものが書かれています。
やっぱり、旅に出たい。“ここではないどこか”を求めています。
沢木氏がこの“酔狂”な旅に出たのは彼が26歳のころ。
僕は今年で25歳。高校生の頃に『深夜特急』を読んだときには、自分も彼と同じような旅を26歳までにやってやるんだと強く思っていました。
年齢が問題というわけではないですが、気づけばタイムリミット近し。
う~ん、、、どこか行きたいなー。修了してから就職するまでの休みで行きたいなー。

 

先日就職先が確定しました。というのも、5月にはすでに1社からは合格を頂いていたので。今年から経団連の方針とやらで就活が数ヶ月後ろ倒しになっていました。
面接は8月スタートからというのが表向きの話だったみたいで、僕が受けた企業も最終面接の日程はしっかり8月1日に行いました。

だんだんと社会のレールに乗ってしまっていることを強く感じています。

どこかで、この感覚をぶち壊さねばならないとさえ感じています。

 

 

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写真は4年前の夏に行った中国の記録