勝って兜の緒を締める

考えたことなど日々の記録をば

存在確率

学問の中に『量子力学』なるものがあります.

僕は大学に入学してから,この存在を知ったのですが,なかなかおもしろいです.

物質をとてもとても小さくしていくと,我々が生活している運動とは異なった動きをします.そして,その小さな物質の運動は確率として表現されるのです.

 

ここに,ある壁があるとします.壁にボールを投げるとどうなるか.

ボールが跳ね返ってくるというのが,我々が住む世界の常識です.これは古典力学です.

しかし,量子力学的な考え方をするとどうなるか.量子力学は確率で考えます.

1/10000000か1/100000000000000000かは分かりませんが,ある確率でボールは跳ね返らずに,壁の向こう側に行くというのです.

 

何かよく分からない気もするのですが,おもしろいと僕は感じました.

僕たちが住んでいて,目にしている空間だけが全てではないと思います.

量子力学的に考えると,我々には分からない摩訶不思議が起こっていてもおかしくないと思います.

ですので,僕は神秘的なものを全ては否定しないようにしています.