勝って兜の緒を締める

考えたことなど日々の記録をば

11月 どんどん寒なる

皆さまこんばんは.

年の瀬が近づいています.ラストスパートです.

仕事も慣れてきました.出張に行く機会にも恵まれ,楽しんで仕事をしています.

しかし,どこか向上心が失われてしまっているなと感じます.学生時代のあのギラギラした感覚がなくなってしまいました.会社の風土も影響しているのかもしれませんが,そんなもの言い訳です.

自分は何をしたかったのか,何になりたかったのか,このままで満足なのか前向きに考えていきたいです.あとは,いつ何が起こってもよいように勉強をすること.早い話,英語ですね.これからは英語の時代だと言われて何十年たったでしょうか.やっている人はやっているし,やらない人はやらずに『英語ができん英語ができん』と言い続けるのでしょう.

『いつだって雑音黙らすには 一つ 行動で表す』

この精神でやります.

 

最近観た映画でおもしろかったものを.

ダラス・バイヤーズクラブ


映画『ダラス・バイヤーズクラブ』予告編

これがめちゃくちゃおもしろい.主人公は自分が良いことをしようとかヒーローになろうとかではなく,世の中でおかしいと思っていることに対して,自分の主義主張を貫いています.前回のエントリー(9月 漢シリーズ ~矢沢永吉氏~ - 勝って兜の緒を締める)でも書きましたが,譲れない自分の哲学を持っているかどうか.そこだと思います.

そして,ジャレッド・レトが愛おしい.主人公との関係性が徐々に変わっていきます.パートナーということばが一番適しているのかもしれません.

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来月は,仙台へ行き研究室を訪ねます.自分の青春が仙台にあったと言っても過言ではありません.仙台楽しかった,刺激があった.久しぶりの人たちにも会いたいと思っています.

 

10月 冷たい雨

みなさま,こんばんは.

10月に入って今年も後半戦に突入している実感が湧いています.

最近 ,イベントが多くプライベートが充実しています.家で過ごす休みもいいですけど,体を動かしたり,人と会って話す休みもなかなか.ここ1ヶ月や,来月なんかも週末は予定で埋まりつつあります.

地元に戻ってからは週に2,3回運動をしているんですけど,身体が引き締まってしたように思います.なんだかとても健康的.

また,人の出会いに関しても,学生の間が女性と出会う最後のチャンスだなんて先輩から言われてきましたが,何のことはない.今の方が断然機会が多いです.

過去があっての今ですが,前を見て生きていきたいです.

学部生の頃にお世話になった先輩からは『過去は嘘』と言われました.自分語りなんかどれだけでも話は盛れてしまうし,後ろばっかり見ていてもしょうがない.

年を取るごとに人生がおもしろい方へ向かっていると実感しています.

9月 漢シリーズ ~矢沢永吉氏~

なさん,こんばんは.台風が過ぎ去り,暑さもひと段落というところでしょうか.

6年ぶりに実家で暮らしていますが,実家周りが急速に変化しています.隣にあったお店はなくなり,毎週のように周囲の家が解体されています.元々,近所付き合いがない土地だったので解体の理由はわかりませんが,20年も過ぎれば一つの世代が終わりを迎えるということなのでしょうか.

 

◆◆

さて,本日は矢沢永吉さんについて.ご存知,ロックバンド『キャロル』で活躍し,その後,ソロで活動している,E.YAZAWAさんです.このエントリーでは矢沢さんのことを“永ちゃん”と呼びます.

去年の夏頃でしょうか.実験地獄で辛かった時に,永ちゃんの歌う『トラベリング・バス』を聴き,永ちゃんに興味をいだきました.

www.youtube.com

食わず嫌いな性格なので,どこか永ちゃんの音楽を敬遠していましたが,聴いてみるとかっけーじゃありませんか.

 

 

ということで,調べていくと,YouTubeでこれまた痺れる動画を発見しました.

若き日の永ちゃんです.

www.youtube.com

 

6:30~

『気持ち関係ないよ,銭だよ,It's a maneyよ.moneyを稼ぐべきだよ.

長者番付?番付なんかどうでもよいのよ.ガンガン金持ってやっぱ邸宅住まないと.キャデラック,ベンツ乗り回さないと.それ,そこまでやればね,そりゃかっこよいですよ.』

このギラギラした目つき.すごい.

 

9:55~

『広島から来たの18でしょ.この10年間って,僕はっきり言うけどグシャグシャの10年間だったわけ.20代ね,いっぱい10年間.ほんと良かったと思うね,汗かいて良かったと思うし.

いつも僕仲間に言うのよ,30,お前もおれももう少しで30になるね.30なる時,男は色気がつくからね.色気の30なるんだと.20代とはちょっと違うと.でもね,30の色気の最高の年齢に入る時にね,20代頑張ってないやつはパスポートもらえないんだよってわけ.パスポートにちゃんと判ペタって押してもらわないと30代入れないからって.

だからおれ,泣くなよって言うわけ,泣かないためにやっぱりパスポートもらえるようにね,申請出せるようにしないといけないし.

おれはね,自分でパスポートもらえたかなって思った時にね,やっとどうにかもらえたんじゃないかと思うわ』

かっこよすぎる.

この時,永ちゃん30才です.突き抜けた人が醸し出す独特の貫禄を感じます.

この動画のおかげで,永ちゃんのことをもっと知りたくなったので読みました.

矢沢永吉激論集,『成りあがり』です.

 

成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)

成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)

 

 もう,ドッグイヤーが止まりませんでした.

この本を読んで感じたことは,永ちゃんの

・成功してやるという絶対的な向上心と自分への自信

です. 

永ちゃんは感覚的な天才肌と思いましたが,ただの音楽馬鹿じゃない.しっかりと,将来を見据えて計画を立てているし,成功するためには何をすればよいのかを冷静に考えて行動しています,20代そこそこの青年が.そして,成りあがっていく...

『キャロル』からE.YAZAWAへの再スタートが順調に切れるようにと準備をしていたところなんてさすがだと思います.

高校1年のときにはカーネギーの『人を動かす』を読み,愛読書となり,小説や本も読んでいる.新聞なんてバカ読みしている.若い時にこれだけのことをやっていれば,後にBIGになったのも頷けます.

『成りあがり』当時の永ちゃんは28才.もうすぐ自分は26才.ここまでの哲学が自分にはあるだろうかと考えてしまいます.

負けてられません.パスポートもらってやる.

8月 西日本行脚

みなさま,こんにちは.

今夏も台風が大変なようで,ニュースをつければ台風一色ですね.

それにしても,暑苦しい夏でした.先月は涼しくなってきたなんて書いていましたが,なんてことはない.その後に地獄のような暑さとなりました.特に我が家ときたら,構造上熱が逃げにくくなっており,さらに私の部屋は西日直撃ということで,毎年夏は最悪なのです.6年ぶりに自宅に帰ってきて,あらためて夏の暑さを実感しました.去年までは,仙台にいたために,より一層暑いと感じています.

さて,夏の長期休暇を利用して,西日本を行脚してきました.大学の頃の友人に会いに行くのがメインでした.有馬温泉,神戸,松江,松山,高松,徳島 ,京都を一週間かけて廻ってきました.

四国は観光目的は初めてで,徳島の阿波踊りには数日間に合わず残念でした.徳島在住の友達曰く,一度は見るべしということなので次回は体験したいです.

松山の町並みも趣がありました.大学時代に『坂の上の雲』にどっぷりつかっていた私としては,見るところがたくさんありました.とても,2日間では足りないなと感じました.

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知ってました?松山は鍋焼きうどんが有名です.うどんは香川だけではありません.松山のうどんは甘いです.小さめなサイズですので,老舗のうどん屋を二軒はしごしました.

 

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しまなみ海道もなかなか.

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お遍路さんが絵になる土地です.

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次回は阿波踊りを見る.

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徳島は鳴門で食べた鯛は身が締まっていて大変美味しかった.
料理はおいしいし,おもしろいところもたくさんあって,四国はおもしろい.もっと掘りたくなりました.

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京都暑くて大変でした.喫茶店のお姉さん曰く,京都人はこんな暑い夏は出歩きませんと.着物を着ている外国人の観光客を多くみました.

 

次はどこへ行こうかなと思案中です.

 

7月 『蒼い時』山口百恵

梅雨の鬱陶しい暑さも終了したら,涼しくなったなと感じています.

7月も終わりです.高校生以下は夏休みに突入したみたいです.大学生は来週にも長期夏季休業でしょうか.

今思えば,学部生の長期休みって素晴らしいですね.2ヶ月間の休みなんてこの先にはありえませんよね.何かをやりきれる時間だと思うので,大学生諸賢には無駄にしないように過ごして欲しいです.

 

さて,最近読んだ本でおもしろかったのが,山口百恵さんが書いた『蒼い時』です.皆さんご存知の山口百恵さんです.

数年前から山口百恵さんのことが気になっていました.人気絶調の時に結婚を機に引退した伝説の歌手.これが彼女のイメージでした.この自叙伝は引退直前に書かれたものです.出生や性,妹に対する思いなど書かれていますが,この本を読んで感じたのが,夫である三浦友和さんに対する圧倒的な愛情.おそらく,百恵さんは三浦さんが最初で最後の恋人だったのではないでしょうか.読めば,三浦さんへの信頼感,そしてやはり愛情が伝わってきます.

リアルタイムで彼女が歌っているところを見たことはありませんが,今動画をみても貫禄や哀愁が伝わってきます.ただ,この本を読む限りでは ,そこはやはり普通の女性だなと感じます.

 

本文で気に入った一節,百恵さんはわざとらしいカーテンコールをやめることにしていたそうです.

『舞台に立つ人間としての礼儀に欠ける』

『カーテンコールのないステージは,あまりにも客を馬鹿にしている』

そうだろうか・・・・・・そうだろうか.

全力を尽くし,心をこめれば,歌わずに幕を上げて拍手に応えるだけのカーテンコールでも,よいのではないだろうか.

観客の気持ちに全て応えていくのではなく,どこかで反発し,自分の世界を守り通そうとする歌手.たまには,こんなひねくれものがひとりくらいいても,いいのではないだろうか.

(山口百恵著 『蒼い時』 集英社文庫  P.152)

 

www.youtube.com

 

山口百恵,これからも聞き続けます.

 

6月

気が付けば6月も終了に差し掛かり,今年も半分が終わり.

今までに給料が2回支給され,社会人としての実感がわいてきました.

最近は,ライブへ行ったり飲みに行ったり出費がかさみます.

ちなみに2016年前半の圧倒的な存在感を放ったのが『橋の下世界音楽祭 SOUL BEAT NIPPON 2016』とニュージーランドへの旅.

橋の下世界音楽祭は凄まじかったです.このお祭りを知ってから3年目にしてようやく行くことができましたが,予想をはるかに超えていきました.ロック,パンク,ハードコア,ラップ,民謡,阿波踊り琉球舞踊,ダンスミュージック,ブルースなど大ドンチャン騒ぎ.動画や写真からは伝わりようのない,体験した人しかわからない迫力がありました.

ニュージーランドでは,旅すること山を登ることの面白さを再確認できました.小学生の頃は山登りが趣味の叔父と一緒によく山へ行ったものです.運動不足を解消させるために再開していきたいです.

暑苦しい夏の到来は目前.

皆さま今夏も乗り切りましょう.

5月

社会人最初の大型休暇であるGWが終わり,5月病と感じることもなく日々暮らしています.

一緒に研修を受けている同僚と仲良くなることもでき,楽しんで会社に行っています.

技術者として働いている先輩の話を聞くと,面白そうだなーと思います.これからの3年間は手に職をつけるために頑張ろうと再度確認しました.

大学時代の友達は海外に行ってバリバリ働いていたり,博士課程に進学したりと彼ら人生を謳歌しています.

僕も目標を見つけ,頑張らないといけない.

会社で実施した健康診断の結果が悪かったです.飲みすぎには注意していきたいものです.